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楽しいクルマ絵本の世界/エンスーのためだけじゃないクルマ絵本ライブラリー

ZAZ

Posted by papayoyo on   0 comments   0 trackback

ZAZ

親父の四十九日が終わってドッと疲れが出たのと(最近ずっと風邪気味)、相続関係の諸手続きや会社の仕事も山積みなのでブログの更新もなかなか手につかない。今日のネタ(またまた音楽系、クルマの絵本はどこ行った?)は、書き留めていた矢先に親父が逝ってしまったので、ずいぶん前の話になる。9月のとある休日、横須賀でお気に入りのカフェでランチを食ってたら、女性ハスキーボイスのフレンチポップスが店内に流れてきた。(シャンソン?)マスターに「このフランス語の曲、誰が歌っているんですか?」と聞くと「ZAZ(ザーズ)」と返って来た。最近フランスで人気の歌い手さんなのだとか。


すぐにスマホで調べてみると彼女は本名イザベル・ジュフロワ(Isabel Geffroy)。歌手としての活動は2006年にパリのピアノバーからスタート、その後モンマルトルでのストリートミュージシャンを経て、2010年にファーストアルバム『モンマルトルからのラブレター/ZAZ』でメジャーデビュー。欧州を中心にヒットし、2013年のセカンドアルバム『RECTO VERSO』が世界50カ国で4年間に300万枚以上の売上を記録し、現在世界で最もアルバムが売れているフランス人シンガーソングライターの一人だった[1]。若い頃からヴァイオリン、音楽理論、合唱、ピアノ、ギターなどを学び、ボルドーの音楽学校在学中からジャズ、バスク音楽、キューバ音楽、ラテン音楽、アフロ音楽、クラシック音楽などの影響を受けたというから、YouTubeで他の曲も聴いてみても豊富な音楽の引き出しを持った多彩なミュージシャンという印象だ。

日本には2011年の初来日以降、定期的に来日しているようだし、2016年には《SI JAMAIS J’OUBLIE/もし私が忘れるようなことがあったら》が日本のテレビドラマの主題歌にも採用されている(そういえば、何となく聴き覚えがあるような…)[2]。結構なキャリアと日本でも知名度を持ちながら、今まで全く知らなんだ。本と一緒で音楽との出会いも一期一会だね。

SI JAMAIS J’OUBLIE/もし私が忘れるようなことがあったら


そのドラマ主題歌のオフィシャルビデオを観ていたら、途中で水陸両用車が出てくる。今度はこっちの方が気になっちゃって、調べてみると1961年から68年まで西ドイツで製造された量販型水陸両用車、アンフィカー・770型というクルマだった。当初は年間2万台の販売計画だったらしいが売れたのは4,000台弱、その大半が米国に流れたそうだ[3][4][5]。

アンフィカー・770
アンフィカー・770[3]

私が店で聴いたのは《LA COMPLAINTE DE LA BUTTE/モンマルトルの丘》という曲。シャンソンのようなポップスのようなジャズのような、どこか懐かしい感じのする雰囲気が心地よかったのだけど、この曲シャンソンの名曲だった。ジャン・ギャヴァン主演、フランス映画『フレンチ・カンカン(原題“French Cancan”)』(ジャン・ルノワール監督、1954、仏)のために監督自ら作詞し、コラ・ヴォケール(Cora Vaucaire)が歌った[6][7]。直訳すると「モンマルトルの丘の悲歌」。詩人がモンマルトルの丘で出会った若い娼婦との恋歌だった(こんな歌詞が俺の琴線に触れたのかあ…)。最後のCメロで転調してちょっと物悲しくなるこれぞシャンソンの雰囲気を醸し出す。ZAZのそれはミュゼットのアレンジも素敵でÇ’est Paris(これぞパリ)!。

LA COMPLAINTE DE LA BUTTE/モンマルトルの丘


この曲が収録されている『Paris/PARIS~私のパリ~』は、2015年にリリースされたシャンソン・カヴァー・アルバム。彼女は「エディット・ピアフの再来」と評されるが、そのシャンソンの女王の曲を始め、エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、ジョゼフィーヌ・ベーカー、モーリス・シュヴァリエ、イブ・モンタンなどが歌い上げたシャンソンの名曲を彼女風に料理する。プロデューサーがあのクインシー・ジョーンズというジャンルを超えたユニークなアルバムになっている。

カルロス・ゴーン君のお陰で日本におけるフランスのイメージはかなり悪くなったかもしれないが(親日家のシラク大統領も亡くなったし)、ルノー・トゥンゴに乗ってZAZ聴くのもちょっと良くない?

トゥインゴとモンマルトル
ZAZ聴いたらRRトゥインゴ欲しくなった
出典:TRANSIT

横須賀の丘の上にあるカフェ、RRROOM
RRROOM
出典:HOT PEPPER



[参考・引用]
[1]ZAZオフィシャルホームページ、プロフィール、
https://wmg.jp/zaz/profile/
[2]フランスNo.1シンガー ZAZの楽曲が連ドラ主題歌に、HMV&BOOKS-online―、2016年5月9日、
https://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1605091003/
[3]知っていたらマニア? 忘れ去られたドイツ車ブランド31社 前編、AUTOCAR JAPAN、2018年11月10日、
https://www.autocar.jp/news/2018/11/10/327070/2/
[4]アンフィカー770、GAZOO、
https://gazoo.com/catalog/maker/AMPHICAR/770/
[5]アンフィカー、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/アンフィカー
[6]フレンチ・カンカン_(映画)、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/フレンチ・カンカン_(映画)
[7]モンマルトルの丘La complainte de la butte、朝倉ノニーの<歌物語>、2014年11月10日、
http://chantefable2.blog.fc2.com/blog-entry-99.html
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