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かふぇとくるま「葉山時感」

かふぇとくるま「葉山時感」

昨日、鎌倉で用事のあった妻を長谷まで送り届けた帰り途、以前から気になっていた葉山のカフェを訪れた。葉山・長柄の交差点から逗葉インターへと続く逗葉新道を走ると、右手に家具の「葉山ガーデン」本店、プリンで有名なカフェ「マーロウ」の逗葉新道店をやり過ごした少し先に、その店「葉山時感」はある。さらにちょいと進むと南郷トンネル入口手前に最近スタバも出来たので、逗葉新道はすっかりカフェ・ストリートになっている。

毎日この道を通勤で使うのだけど、1-2年くらい前から道路に面した駐車場に停まっている何やらクセのありそうな旧車が周辺視に入って気になっていた。朝は一瞬のうちに通り過ぎてしまうし、夜はいつも小さな灯りしかともっていなくて営業している様子も窺えなかったので、店舗ではなく旧車オーナーの個人宅なのかなあとも思っていた。この辺はお洒落な感じの住宅や別荘も多いので。2ヶ月くらい前の夕方だっただろうか、近くのコンビニに寄ったついでに、周辺散策も兼ねてちょっとこの建物まで歩いてみたんだ。すると看板に“かふぇとくるま 葉山時感”とある。おおおーっ、カフェだったんだ、しかもクルマ関係のと小躍りした。が、店は閉まっていた。平日だったが外はまだ明るく、普通のカフェなら閉店になるほど遅い時間ではない。大きな窓越しに覗いた店内の様子が、クルマ好きにはたまらない空気感を漂わせている。今日は定休日なのだろうかと残念だったがその日は諦めて、帰宅してからネットでこの店のことを調べてみた[1]。地元の自動車プロショップオーナーが週末だけオープンするカフェとわかって納得。梅雨も明けて、本格的な夏になったら行ってみようとウズウズしていた。そして昨日。

かふぇとくるま「葉山時感」2

お客さんのものだろうか、店の前にはエンスーなクルマたちが出迎える。10時をちょっと過ぎた時間帯だったが、恐る恐るドアを開けると厨房に立つオーナーと、既に数名の常連客とおぼしき濃い目の人たちが(外のクルマのオーナーかな?)。店内に入ると右手にミニカーがズラリと並んだコレクションケースと子ども向けだろうか空色のヒストリックなブガッティのエンジン付カー?がディスプレイされていて、クルマ好きにはいきなりの脳天チョップ。カウンターには何やらサイン本が。よくみるとクレイジーケンバンドの横山剣さんのものではないか。彼もここを訪れたらしい。

かふぇとくるま「葉山時感」3
店内の様子
出典:#葉山時感 Instagram Posts

奥のテーブルに案内されてアイスコーヒーを注文する。私が物珍しそうに店内をキョロキョロ見回していると、隣席の常連客と思しき人が話かけてくれた。近所にお住まいだというその紳士と、ここに辿りついた経緯やクルマのことについてお話していると、オーナーの永澤さんも話に入って来てくれた。この店をオープンしてもう2年になるという。葉山の別な場所でもヒストリックカーを中心に修理やメンテのショップを経営されているそうで、さらに店の奥にあるガレージに置かれていたアバルト・チンクは修理請負中の顧客のクルマだとか。カフェに訪れる、そして修理を依頼されたお客さんのクルマが全て、この店のディスプレイになっているのだ。

かふぇとくるま「葉山時感」4

さらにアバルト・チンクの横には赤いフォーミュラカーが。こちらはオーナーのクルマで、サーキットでも走っているらしい。と、ガレージの上方に目を向けると、大きなテクニカルイラストのパネルが掲げられていた。“M.Ouchi”と読めるサインが書かれていて、もしかしてイラストレーター、大内誠さんのものでは?とオーナーにお聞きすると、大内さんとは昔からお知り合いで、彼の自宅にあったものを譲ってもらったという。コピーや引き延ばしたものではないようで、大内誠のモノ本のオリジナル作品である。

かふぇとくるま「葉山時感」5
大内誠さんのイラストパネル

ここはクルマ好きがたむろする「GTroman」の伝説カフェバー“roman”みたいだ、とオーナーに言うと「そうなんですよ、客に言われて“それ“を知ったんだけど」と、その客がくれたという「GTroman」のコミック本がしっかり本棚に並んでいた。じゃあ、店主のクルマはマスター・沢木のようにGT-Rオーナー?と尋ねると、そんな高いクルマなんか持てないってw。

またこの店ではイベントなどもよく開催されるようで、今週末は鎌倉在住の陶芸家であり、在リトアニア大使館のシェフにも就任されていた今泉卓さんをお呼びして、彼の料理を戴く食事会が企画されているんだって。美味しい料理に素敵な器、ヒストリックカー談義なんて、いかにも湘南・葉山趣味人の集いって感じ。とても楽しそうな催し物だが、くれぐれも飲酒運転はお控えください。

全てがこんな感じの店なので、ここへはどうやって来たのかとオーナー、常連客に尋ねられ、近くのコンビニに寄ったついでに歩いて来たと答えたが(こういう店だから、客がどんなクルマに乗っているかは当然気になるだろう)、前車ルノー・カングー1ならまだしも、国産のありきたりのSUVでこの店の前に乗り付けるのはさすがに気が引ける。ここには借景になるような、会話のネタになるようなヒストリックカーで訪れなければならない、と勝手にルールを決めてしまったw。

次回来る時も、セブンに停めようっと。明日からはまた福岡。

roman
葉山の伝説カフェ”jikan”になるか(「GTroman」より)

[参考・引用]
[1]クルマ好きの集う場所Cafe「葉山時感」を訪ねる
https://response.jp/article/2017/07/02/296882.html
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[ 2019/07/21 17:42 ] others/その他 | TB(0) | CM(0)

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