FC2ブログ







歌が上手いと思う歌手

歌が上手いと思う歌手ランキング
出典:sheknows

先日、通勤時に音楽聴いてたら、ホイットニー・ヒューストン(Whitony Huston)の“Saving All My Love For You”が流れて来た。久しぶりに聴くと、やっぱり歌うめーな、ホイットニー。6年前、同世代の彼女がこの世を去ったことが、重ね重ね残念でならない。ちょうどその前日の日曜日に晩飯食いながらテレビを観ていたら、歌が上手いと思う歌手ランキング・ベスト30なるものを放送していた。20代~60代の日本人男女1000人にアンケートとったもので、日本人歌手に混じって4名の外国人アーティストの中に彼女も入っていた。



幅広い層を対象にした調査なので、この結果には我が家でも誰それが入っていないと喧々諤々。1位は美空ひばりかあ、って若い人は聴いたことあるのかな?音の加工技術も未熟な時代、生唱で唸らせた歌手だから、確かに別格なのは認めるが私の好みではない。上位にランクインした玉置浩二、MISIA、石川さゆり辺りは私も押すな。僕の世代だと尾崎紀世彦やちあきなおみ、ランキングされていた布施明なんかも上手い歌手ってイメージがある。昔のレコード大賞受賞者は楽曲も良かったけど、歌唱力も実力者揃いだった。


本人が語るこの曲を書いた背景を聞くと、余計に響くね.この歌大好き.

歌が上手いから歌手なんじゃねえの?ってひねくれた意見もあるだろうが、必ずしも素晴らしいミュージシャン、人気歌手、心に響く歌手が全員、歌が上手いという訳でもない。女王ユーミンなんかもランキングに入っていないけど、彼女は歌い手としては決して上手な部類じゃないからね。クリエーター、アーティストとしての総合評価だ。またまた車内で流れてきた曲が、僕が若い頃のアイドルだった原田知世さんの『守ってあげたい』。ユーミンの曲でよく聴いた素敵な歌なんだけど、上手い下手でいえば、ヘタクソである(知世さんごめんなさい)。でも彼女の声は心地良い。



逆にうまいから、人を感動させられるかというと必ずしもそうではない。歌が上手なだけなら素人にもごまんといるし、最近はカラオケ素人のど自慢大会みたいな番組もよく放送されている。確かに素人の域を超えた歌ウマな人ばかりなんだけど、やはりどこか物足りなさを感じる。そこがこのランキングに出てくるような歌手との間にある大きな壁-それが何かと問われると答えられないが、歌唱力だけではない人を惹きつけるプラスα-なんだろう。今回のランキングに異論反論ある方も多いだろうが(ネットを見ると不満続出!)、このプラスαは歌手によっても違うし、どの歌手の歌声に魅力を感じるかは聞き手によっても千差万別だ。だから10回調査したら、異なる10個の結果が出てきたと思う。でも一般人レベルから見れば明らかに上手い人たちがひしめきあうプロの歌手の中から選ばれし30人なので、どの人をとっても実力派ぞろいだと思うよ。

歌が上手いと思う歌手ランキング2
歌が上手いと思う歌手ランキング
出典:億ったー

ということで、このランキングにはいなかった僕個人が上手いなあって思う歌手をちょっと上げてみた。やっぱり日本人が美空ひばりなら、アメリカ代表はフランク・シナトラ(Frank Sinatra)じゃねえか?歌の上手さだけではなく、マフィア(暴力団)との関係がいろいろ話題になったという点でも共通点がある。ショービジネスの世界は、裏世界とは切っても切れない縁があるからね。彼の代表曲“My Way”は、オヤジがカラオケで歌うとキモイ曲だと良く言われるけど、僕の好きな曲は“New York, New York”。もちろん、カラオケじゃ歌ったことないけど、学生時代、ニューヨークに憧れていて、ニューヨークの曲ばかり探したことがあった。曲を集めてお気に入りテープも作ったっけな。この歌はその頃によく聴いた。もちろんシナトラのマイウェイも知っていたけど、改めて歌がうめえなあこの人と思ったんだ。本当に歌うことって楽しいぜっ!て訴えてくる。この楽曲は1977年に公開された映画『ニューヨーク・ニューヨーク』の主題歌とした書かれたもので、劇中ではこれまた歌ウマのライザ・ミネリ(Liza Minnelli)が歌い、’79年にミネリの友人、シナトラがカヴァーし大ヒットした(当時64歳の)彼にとっては比較的新しい歌だったんだ[1]。でも彼のカヴァーの方がニューヨークといえばこの曲というくらい有名になってしまった。そういえば、ひばりさんも晩年の『川の流れのように』が代表曲になったように、本当に歌の上手い人は、生涯大ヒット曲に恵まれる。



同じアメリカ人の女性歌手でいうと、そのニューヨーク出身、ローラ・ニーロ(Laura Nyro)を歌ウマ歌手で推薦したい。シナトラとは逆で、彼女の曲をカヴァーした人たちの方がヒットした。フィフス・ディメンジョン(5th Dimension)の“Wedding Bell Blues”や“Stoned Soul Picnic“とか、スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)の“Eli's Comin'”、バーバラ・ストライザンド(Barbra Streisand)の”Stoney End“等々。だから彼女はソングライターとしては有名なんだけど、僕はシンガーとしての彼女が歌が好きだ。小さい頃からジャズやゴスペル、R&Bに影響を受けたというだけあって、ユダヤ系白人なんだがその歌声はソウルフル[2]。



日本のローラ・ニーロといわれる人が、以前にも紹介した吉田美奈子。この人もうまい。中でも彼女の伝説のアルバム『BELLS』は鳥肌が立つ(「吉田美奈子でクリスマス」)。特にラストの『もみの木』。お袋が亡くなってからずいぶん時間の経ったある日、車中でこの曲を聴いたらなぜか思い出しちゃって、不覚にも涙が止まらなくなったことがある。


吉田美奈子 (Minako Yoshida) - 11 - 1986 - Bells [full album] 投稿者 jpopfantasia

今回のランキングには入っているんじゃないかと思ったのが、僕も大好きなシンガーソングライター、秦基博くん。ちょっとぬいぐるみのクマさんみたいな風貌からは想像もつかないような歌声・声質が彼の魅力である。JUJUから「日本一ズルい声」と言われ、スガシカオも「嫉妬した」という多くのアーティストからも高い支持を得るその力強く、繊細な歌声は、「鋼と硝子でできた声」と称されているそうだ[3][4]。なるほど。『ひまわりの約束』もいいけれど、彼の隠れた名曲といわれるのが『恋の奴隷』。そのセクシーヴォイスで「やわらかで卑猥なあなた 僕を恋の奴隷にしてください」って、なんて危険なヤツなんだ。こいつは野郎たちの敵であるw。



さて最初のホイットニーに戻る。ここで彼女がディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)とデュオする”That’s What Friends Are For“のライブ動画を貼っておく。敬愛するバート・バカラック(Burt Bacharach)作曲、彼の元妻、キャロル・べイヤー・セイガー(Carole Bayer Sager)作詞のこの曲は、『愛のハーモニー』なんてベタな和訳がつけられたが、元々はコメディ映画の主題歌で英国の森進一、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)の歌だったんだ[5]。1985年に米国エイズ研究財団のためのチャリティーシングルとして上記のディオンヌに加え、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)、グラディス・ナイト(Gladys Knight)というモータウンの大御所たち、そしてエルトン・ジョンの豪華セッションによるカヴァーで大ヒットさせた。その曲を、従姉妹である二人が‘90年のエイズ撲滅コンサート『愛のハーモニー:アリスタ・レコード15周年記念コンサート』のフィナーレで歌った時のものがこの動画である。最後は、それこそアメリカの「歌が上手いゲスト・パフォーマー」たち総出による大合唱でエンディング。



他にもまだ僕の知らない美声の持ち主がゴロゴロいるんだろう。音楽は無限に楽しめる。ランキングなんて無意味さ。それが音楽。This is Music!



[参考・引用]
[1]ニューヨーク・ニューヨーク(曲)、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF_(%E6%9B%B2)
[2]ローラ・ニーロ、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AD
[3]刺さって、癒やされる。 デビュー10周年、秦基博がアツい!、Liverry、2016年5月29日、
https://liverry.jp/j-pop/hatamotohiro-2
[4]スガシカオが嫉妬した「鋼と硝子でできた声」で唄う秦基博とその世界、「a song for you」の可能性を求めて、2009年1月22日、
https://blogs.yahoo.co.jp/asongotoh/56351010.html
[5]愛のハーモニー、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC
スポンサーサイト
[ 2018/02/11 09:51 ] music/音楽 | TB(0) | CM(2)

おっと、、

★ 久々の楽曲記事ですね!

   ・秦くんの「恋の奴隷」、、これはやばいですね!
    声も良いし、あんなセリフで迫るなんて、確かに男性の敵だ。

   ・吉田美奈子、実は彼女のアルバムが結構持っている。山下達郎絡みで
    「夏の扉へ」の曲で出会い、その後パワフルな歌いに惹かれたという訳。

   ・「ニューヨーク」縛りのカラオケじゃなくて、テープのリストってどんなのかな?
   見てみたいな。(自分は、当時は年に何本も「おたのしみテープ」を作っていました)
   
  取り止めのないコメントでした。
[ 2018/02/12 15:06 ] [ 編集 ]

Re: おっと、、

コメントありがとうございます。
音楽記事のときは、ストレス過多のときですかね。
特に最近、仕事のことでイライラしているので、いい音楽でメンタル調整してますw。
Ie-51NYのお気に入りテープ、どっかいっちゃったので何を録音してたかわからなくなりました!
[ 2018/02/12 20:46 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://ehonkuruma.blog.fc2.com/tb.php/812-32b87f79