Sam Robson_Spain

久しぶりにア・カペラミュージシャン、Sam Robsonの“Circle of Life”(映画「ライオン・キング」の主題歌)をYouTubeで聴いていたら、彼とAccentの仲間たちとで、私の大好きなチック・コリアの名曲“Spain”のコーラスをアップしていることに気づいた。相変わらず完成度高いし、カッケー!(James Roseがなんだか老けちゃったな~)。



ところで、スペインは今カタールニャ州の独立運動で揺れているね。歴史を紐解けば、カタールニャ人は過去様々な支配を受けてきたので、その鬱憤を晴らすかのように、ダリ、ミロ、ガウディ(南スペイン出身のピカソも後にバルセロナに移住)に代表される自由で情熱的な文化で強烈なアイデンティティを主張してきた[1][2]。だから独立の機運は今に始まったことではないのだが、そろそろ堪忍袋の緒が切れて来たのだろう。。SamやJamesがどこ系の英国人かはわからぬが、英国も連合王国だから、古くから北アイルランドやスコットランドなど常に独立問題がくすぶる。

正直スペインも英国も、アメリカも中国も北朝鮮も、そして我が日本も、皆国家、国家とウザい。一番暮らしやすい場所でボーダーレスに過ごせればそれでいいじゃないかと思うんだが…。理由はただ、その国家に守られている一部の支配者層の利がなくなるからだろう。宇宙から見たら、為政者たちが拘る国境はどこにも存在しない(壁を作ろうと言う人はいるけどね)。自由に回遊する海洋の民たちは、そんな目に見えないものに振り回される人間を愚かだと思うだろう。



国は国民を守り、生活を豊かにしてくれるモノだと信じていた人たちが、結局国家は国民から搾取するだけ搾取しておいて、それはごく一部の特権階級や忖度を受けた人にしか還元されていないではないかと気付くようになった。そして国は無責任に炊きつけるだけ炊きつけて、事が起こればお国のために死んでくれという。日本に関していえば、年金支給が70歳、75歳引き上げなんて、もはや国家ぐるみの詐欺である。生保よりタチが悪いぜ。

カタルーニャ州独立問題
出典:https://cdn.images.express.co.uk/img/dynamic/78/590x/secondary/spain-destroyed-catalonia-crisis-1100279.jpg

スペインのように恐らくこれからは、そんな現代国家の不条理に抵抗しようとする被支配者層と、現状の体制を是が非でも維持しようとする支配者層との軋轢が世界各地で増えて行くのではないか。日本だって他人事ではないかもしれない。残念なことに、それは知と知ではなく、血と血で争う可能性だってある。権力者がどんなに力づくで統治しようとしても、自由を求める人間の欲求には敵わないからだ。

俺はただ、国境なんて関係ない素敵な音楽を聴ければそれでよい。







[参考・引用]
[1]バルセロナ:基礎中の基礎、Barcelona Essentials、
http://barcelona.s28.xrea.com/forbeginners/principal.html
[2]バルセロナに縁がある4人の天才スペイン人アーティスト-スペイン、田川敬子、89BLOGチャンネル、2015年10月14日、
http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/europe/spain/201510177872.php
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