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小さい消防自動車

Matchbox_Fire Pumper Truck Matchbox_Fire Chief’s Car

しょうぼうしゃ絵本の続いたところで、我が家に所有の消防車Toysを調べた。まずは、定番のミニカーから。これは私が子供のころに買ってもらったマッチボックスのポンプ車と指令車の2台。もう30数年以上も前のものでパーツは壊れ、傷だらけであるが、私の親が大事に保管してくれていたものを、私の息子にあげたものである。20台くらいあるだろうか。古さには関係なく平成の男児も気に入ってよく遊んでいる(時には、長女も遊びに参加する)。約40年の時を経て、私の分身がまた同じおもちゃで同じように遊んでいるのを見ると、何か感慨深いものがある。

英国レズニー社のマッチボックスシリーズは、我々40代以上の者にとっては非常に思い入れのあるブランドだと思う。トミカが世の中に出る前(トミカは1970年に発売開始)、ミニカーといえばマッチボックスだった。値段もサイズも子供にとっては手ごろなのだが、ディテールまで凝っている。モデルもスポーツカーから建機まで幅広いラインナップだった。私の父は土木技術者だったので、建機ものをよく買ってくれた。デパートのおもちゃ売り場に行っては、少しずつ買い揃えていった思い出のある方も多いはず。もう少し、きれいなモデルに買い換えてやろうと、オークションサイトを除くも、程度のよいものは結構いい値段で取引されあきらめている。今でも大人買いの対象、人気のブランドのようだ。

Majorette_Kangoo Sapeurs Pompiers

なので、今買うのはもっぱらトミカかマジョレット、たまにSIKU(ジク)ってところか。マジョレットといえば、フランスのトミカ、スーパーなどカバヤのミニカー付お菓子で手に入れられるあれである。これはその中の消防ものカングー。マジョレットカングーは、結構いろいろ種類があるようだが、私が今まで入手できたのは12種類。

Siku_Fire Engine

これはジクのはしご車である。ジクはドイツのブランドで1921年創立。前出のレズニー社が1947年創立なので、歴史的には申し分ない老舗である。ただ、日本ではあまりなじみがない。トミカサイズより若干大きめで、剛性感、重量感の高いダイキャストモデルだ。塗装や細部の出来もよろしい。値段もちょっと高めだが、その分トミカやマジョレットよりも高級感がある。何か本家の日本車、フランス車とドイツ車のような関係でおもしろい。

Siku_Old Fire Engine

これも、私が子供の頃に遊んださらに大きめのBENZモデルで、まだ息子に見せずに大事にしまってある。改めてメーカを調べてみるとSIKU製なので驚いた。見せれば恐らく狂喜乱舞し、いじりまくるに違いない。購入時には車体後部にホースドラムが付いていたのだが、残念ながら今は欠落している。しかし、それ以外は保存状態がよい。サルもどきの長男には単なる破壊の対象でしかなく、もったいないので、息子がもう少し大きくなったらあげようと思う。

LEGO_#7239

最後はおもちゃの王様、レゴブロックだ。これは、レゴシティシリーズのはしご車2005年モデル「#7239」。レゴの消防車モデルもたくさんあるが、これはおそらく最新モデル。壊しては、また作れと言い寄られ作り直し。そしてまた壊すの繰り返しだが、そうとうお気に入りのようだ。今も朝っぱらから姉弟で楽しく遊んでいる。レゴのデカールは、だいたい英語仕様と独語仕様が付いてくるが、我が家ではもっぱら後者である。

[参考・引用]
[1]レズニー時代のマッチボックス、model cars、No.77、2002年10月、ネコ・パブリッシング

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