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Hurjan Hauska Autokirja

Hurjan Hauska Autokirja

クルマノエホンお初だと思う、フィンランドの絵本。今年は日本とフィンランドが外交関係を樹立して100周年だそうだ。親父が再入院した7月に帰省先の福岡から羽田に戻ってきた際、京急電車内の広告に『日本-フィンランド関係樹立100周年フィンランドフェア』の文字を見つけて初めて知った[1]。ちょうどその頃、ヤフオクにフィンランドのクルマ絵本が偶然にも出品されていたので迷わず落札。それが今回紹介する“Hurjan Hauska Autokirja”(Mauri Kunnas・作、Otava)である。フィンランドの児童書といえばトーベ・ヤンソン(Tove Marika Jansson)の「ムーミン(Muumi)」なのだろうが、この絵本の作者、マウリ・クンナス(Mauri Kunnas)も当地ではかなり有名な作家らしい。同じ職場にフィンランド人がいるのでこの絵本を見せると、「なんでこんな絵本があるの?」とびっくりした顔をされた。この絵本は初めて見たそうだが、彼と同世代のフィンランド人は皆子どもの頃、クンナスの絵本に親しんだらしい。「この絵本のタイトル、どういう意味?」と尋ねると「チョー楽しいクルマの本」と返ってきた(彼日本語ペラペラ)。フィンランド語で発音してくれたけど、全くディクテーションできずですw。
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それゆけゴリラくん

それゆけゴリラくん

この厳しい暑さにアフリカンなクルマ絵本『それゆけゴリラくん』(小林裕児・作、福武書店)を取り上げよう。黄色いジープを乗り回すワイルドなゴリラの姿に最近観たばかりの『ワイルドスピード/スーパーコンボ』が重なるw。

怪異百物語 クルマの怪談

怪異百物語 クルマの怪談

湘南の国道134号を朝通勤で走っていると時々気になることがある。特に夏は人気のエリアなので、場所や時間帯によっては混雑するエリアがあるのだが、私は朝が早いのでクルマの往来がほとんどない場所を通過することはよくある。ジョガーやサーファーがポイントにしている場所でもないから人の行き来もほとんどない。そんな場所の押しボタン式信号が急に赤に変わって、停止しなければならないことがたまにある。横断歩道を渡る人がいないのにだ(海沿いなので交差点ではなく、大抵単路)。押しボタン式は交通量の少ない特定の時間、例えば夜間のみで昼間は通常の時差式信号機ってものもあるようなので[1]、多分それだとは思うのだけど、信号停止中、横断歩道を海へ向かう、あるいは海から戻ってくるサムシングの気配を感じるのは私だけだろうか・・・。夏といえば怪談、不幸にも人の死と関わるクルマには不思議な話がつきまとうものである。そんなクルマの怪談を集めた児童書?が『怪異百物語 クルマの怪談』(不思議な世界を考える会・編、ポッカ・絵、ポプラ社)で、「怪異百物語」シリーズの一冊である。

うちのおじいちゃん

うちのおじいちゃん

本日紹介する『うちのおじいちゃん』(谷口國博・文、村上康成・絵、世界文化社)は、昔本屋で見つけて―児童書の新刊本コーナーに並んでいたから2006年くらいかな―当時、イラストの村上康成さんにも興味があったので気になったクルマ絵本なのだけれど、何故か買い損ねていた。今回一連の高齢者事故のニュースでふと思い出して入手したんだ。当時はまだ高齢ドライバーによる事故が今ほど問題になっていなかったと記憶しているが、そもそも交通事故死者数は年々減少しているのに、高齢ドライバーの比率は増加しているので、相対的に高齢者が引き起こす重大事故は目立つことになる[1]。

スーパーカーの絵本プロジェクト

スーパーカーの絵本プロジェクト
出典:ggftbooks

スーパーカー・ブームってご存じでしょうか?ネットで検索すると、1974年から78年にかけて小学生を中心に日本じゅうに爆発的ブーム(第1次)が起きたとあります。1974年はスーパーカーの代名詞ともいえるランボルギーニ・カウンタックが登場した年。そのスタイリングには度胆を抜かれました(こんな車高の低いクルマにどうやって人が乗るんじゃとw)。私が北九州市小倉に住んでいた小学6年生の時です。翌‘75年1月に池沢さとしさんの漫画『サーキットの狼』が「少年ジャンプ」で連載開始されてブームに拍車がかかりました。私も御多分に漏れず子どもの頃スーパーカーに憧れましたが、大好きだったランボルギーニ・ミウラのミニカーをクリスマスにおねだりした記憶があるので、さすがに小6や中学の頃ではないと思うのですが…。‘74年以前から徐々にブームの兆しがあったのか、私の中で時代を先取りしたマイブームがあったのか記憶が曖昧です。さて私のことはどうでもよいのですが、半世紀以上前、東北の地に同じようにスーパーカーにドキドキしていた男の子がいました。彼のお気に入りはランボルギーニ・イオタ。ミウラを改造して1台だけ作られた実験試作車両です。通称J。少年は大人になり会社も経営するようになって、スーパーカーも数台手にすることができました(羨ましい)。しかし彼は憧れだったクルマを所有することができてもなぜか心は満たされませんでした。そんな時、自分が運転するスーパーカーとすれ違った多くの人が笑顔でクルマを追う姿に気づきました。特に子どもたちの目の輝きを。彼は思いました。スーパーカーを使って子どもたちに自分と同じドキドキ・ワクワクした経験を届けられないか。そして数々のイベントを企画し、今や現存しない幻のスーパーカー・イオタJをアルミで再生するプロジェクトも進行中。そのイオタJを恰好が似ているアヒルに見立て、絵本の製作も始めました。そのタイトルが『アヒルのジェイ/Jay l'anatroccolo』(全5話)です。作画はこのブログでも度々登場する溝呂木陽さんです。大人になった少年の名は赤間保さん。他様々な活動を本場イタリアも巻き込んで実現するため、本プロジェクトはクラウドファンディングで資金を募っておられます。最近クルマに関するネガティブなニュースが絶えません。しかし、本来はこれほど人々を魅了するプロダクトは他にないと思います。こんな時代だからこそ、クルマの本当の魅力を子どもたちに伝いたいという赤間氏のお気持ちはよくわかります。かつてスーパーカーに熱狂した御同輩、スーパーカーを知らない若い世代、また絵本や子どもたちの教育や支援にご関心のある方々、ご興味のある方は是非。私はどれに支援するか考え中。